WordPress(ワードプレス)をインストールして「家(WordPress)」が完成しました。
でも、「このあと何をしたらいいの?」と戸惑っていませんか。

記事を書けばいいんじゃない?

いや、待って。家(WordPress)が完成してもすぐには生活(ブログ運営)できないよ。
快適に生活(ブログ運営)するためには、セキュリティ対策や設備を整える必要があります。
最初に家(WordPress)を整えて、お客様(ユーザー)を気持ちよくお迎えしましょう。
この記事では、ブログ初心者さん向けに「記事を書き始める前にやるべき4つの初期設定」をお伝えします。
最初に設定してしまえばあとは記事を書くだけ!逆に最初にやっておかないと後から修正するのは一苦労です。
この記事では、ブログ初心者さんでも分かるように画像付きで丁寧に解説していきます。ですので、初心者のあなたでも記事を書く準備が整いますよ。

いっぺんに設定しなくても大丈夫?

目次から各項目に飛べるから、1つずつ確実にクリアしていきましょう。
では、さっそくお伝えします。
WordPressインストールがまだの方はこちらから
WordPress(ワードプレス)を開設する方法
WordPressアドレスとサイトアドレスをチェック

初期設定を行う前に大事な2つのアドレスを確認します。
【確認方法】
WordPressの管理画面にアクセス。
1.アドレスバー(URLバー)に「WordPress管理画面ログインURL」を入力。
自分のブログURLのあとに「/wp-admin」をつけたもの
https://◯◯◯/wp-admin
2.ログイン画面が表示。

WordPressの「ユーザー名(またはメールアドレス)」と「パスワード」を入力して管理画面にアクセス。
3.WordPress管理画面左側の「メニュー」
「設定」→「一般」をクリック。

WordPressが保存されている場所。決して変更してはいけない。

家(WordPress)の大事な住所だよ。
WordPressアドレスを誤って変更してしまうと、自分のWordPress管理画面にアクセスできなくなる恐れがあります。絶対触らない!
私はやっちゃいました。
ユーザーがアクセスする時に表示するURL(あなたのブログURL)

来てくれるお客様(ユーザー)に案内するブログの住所だよ。
【必須】サイトアドレス(URL)のSSL化
SSL化とはURLを「http」から「https」に変更すること。
「https」に変更する=暗号化(SSL化)してセキュリティ強化することがブログ運営では必須です。
ConoHa WINGは自動でSSL化
ConoHa WINGの「かんたんセットアップ」でWordPressを始めた場合、自動でSSL化しています。ですので、特に個人が設定する必要はありません。
他サーバーでSSL化していない場合は設定が必要。各レンタルサーバーで無料独自SSLの方法を確認してください。

基本はWordPressアドレスもサイトアドレスも同じ表記になっているよ。
でも役割は違うことを覚えておこう!
【WordPress初期設定1】テーマ設定

まずは、テーマをインストールしてブログデザインを整えます。
無料テーマ・有料テーマがありますが、今回は私も利用している無料テーマ「Cocoon」の設定方法を説明します。

1.Cocoon公式サイトからダウンロード。


「親テーマ」と「子テーマ」の2つをダウンロードします。
2.WordPressの管理画面にアクセス。
アドレスバー(URLバー)に「WordPress管理画面ログインURL」を入力。
3.ログイン画面が表示。
WordPressの「ユーザー名(またはメールアドレス)」と「パスワード」を入力して管理画面にアクセス。
4.インストールして子テーマを有効化。


「外観」→「テーマ」→「新規追加」をクリック。
「テーマのアップロード」をクリック。


「参照」ボタンから親テーマ「cocoon-master.zip」を選択して「今すぐインストール」をクリック。
同じく、子テーマ「cocoon-child-master.zip」もインストール。
【有効化は子テーマ】

子テーマのインストールを終えたら「有効化」リンクをクリック。

テーマのインストールが完了しました!

このあとブログのデザインを整えていくよ。
今回は最低限必要な設定を説明するので省略。Cocoonのデザイン設定はこちらを参考にしてください。【Cocoon】スキンやサイトキーカラーでデザインを設定しよう
【WordPress初期設定2】始めに導入すべきプラグイン6つ

WordPressをより便利に安全に利用するために「プラグイン」という拡張機能を導入します。
SEO対策(Google検索対策)やセキュリティなどの重要機能を強化するためにも、始めに設定しましょう。
プラグインは「使用するものだけ必要な時に入れる。不要はものは削除する」が基本ルール。
多く入れ過ぎてしまうと、操作が重くなったりほかのプラグインと干渉して不具合が起こったりするので注意が必要。
今回は最低限必要な「6つのプラグイン」を紹介します。

よく分からない用語ばかりだけど大丈夫!

手順通り設定していこう。
プラグイン導入前は、万が一のエラーに備えて必ずバックアップをとろう!

バックアップってどうすればいいの?

初心者でも簡単にできるバックアップのプラグインを紹介するよ。
UpdraftPlusでバックアップ

WordPressで構築したデータをバックアップして復元できるプラグイン。
バックアッププラグインUpdraftPlusの使い方と復元方法

ボタン一つでバックアップも復元もできるので、初心者でも簡単。

設定したら必ずバックアップ方法と復元方法を確認しておこう。
SiteGuard WP Pluginでセキュリティ対策

WordPressの管理画面とログイン画面を守るプラグイン。

様々な攻撃から守ってくれる強い味方!
Invisible reCaptchaでスパム対策

サイトに届くお問い合わせやコメントのスパム対策。
Invisible reCaptcha for WordPressの使い方

Googleが提供する認証システム。
人間がBOTかを自動で判別するよ。
XML Sitemap & Google NewsでSEO対策

Googleの検索エンジンに認識してもらえるプラグイン。
XML Sitemap & Google News のインストール方法

クローラーというGoogleのロボットに認識してもらうことが、
検索で表示される第一歩!
Contact Form7で問い合わせフォーム作成

お問い合わせフォームを作るプラグイン。
企業からの広告掲載依頼・運営者との連絡手段として必ず設置しましょう。

みんなが使っている定番のプラグインだよ。
EWWW Image Optimizerで画像圧縮

画像を自動で圧縮してくれる便利なプラグイン。
EWWW Image Optimizerの最新設定方法と正しい使い方

画像をたくさん使用するとページの表示が遅くなるよ。
画像を圧縮して表示速度をより早めよう。
【WordPress初期設定3】Googleアナリティクス・サーチコンソールの設定

Googleアナリティクス・GoogleサーチコンソールはGoogleが提供する無料のアクセス解析ツール。
ブログに訪れるユーザーの人数やページが表示された回数、サイトの掲載順位やエラー状況を把握するのに役立つツールです。
最初はよく分からなくても大丈夫!のちのちデータ分析に必要になるので最初に入れておきましょう。
Googleアナリティクス4とGoogleサーチコンソールの設定方法
【サーチコンソールの使い方入門】初心者がサチコと仲良くする3つのコツ
【WordPress初期設定4】WordPress内部設定7つ

さいごに家(WordPress)の中を整理します。
ここでは、WordPress内部の「最低限必要な設定」と「不要な設定の削除」を行います。

もう少しで設定が終わるよ!
パーマリンクの設定はマスト
パーマリンクは「ブログ記事のURL」のこと。
それぞれの記事にそれぞれURLが存在します。
パーマリンク設定を途中で変更することはサイトにとってマイナスになります。必ず最初に設定しておきましょう。

WordPress管理画面左側の「メニュー」
「設定」→「パーマリンク」をクリック。
「共通設定」の「投稿名」を選択。
画面下の「変更を保存」をクリックして完了。
記事を投稿する時にパーマリンクを英単語に直す
記事作成時のパーマリンクは日本語タイトルになっています。英単語に変更しましょう。
【例】
記事タイトル:「WordPressの始め方」
URL: zuborahack.com/wordpressの始め方/ → zuborahack.com/wordpress-start/


Google翻訳を使うと便利だよ。
カテゴリー設定
記事をグループごとに分ける=カテゴリーの設定をします。

WordPress管理画面左側の「メニュー」
「投稿」→「カテゴリー」をクリック。
「未分類」の「クイック編集」をクリック。
「名前」と「スラッグ」を変更して「カテゴリーを更新」をクリック。
「スラッグ」は英単語表記にしよう
【例】 カテゴリー名前「ブログ」→スラッグ「blog」
カテゴリーは2~3に絞る。
あまり広げ過ぎてしまうとまとまりのないサイトになってしまいます。最初のうちはカテゴリーを2~3程度に設定しましょう。
【カテゴリーを追加したいとき 】

「新規カテゴリーを追加」欄
・名前(カテゴリー名)
・スラッグ(カテゴリーURL)
・親カテゴリー「なし」
新規カテゴリーを追加をクリック。
プライバシーポリシー
個人ブログでもプライバシーポリシーや免責事項ページの作成が必要です。
Googleアドセンスの審査でもプライバシーポリシー設置は必須ですので、最初に設定しましょう。
ブログタイトル設定
サイトタイトルとキャッチフレーズを設定します。

WordPress管理画面左側の「メニュー」
「設定」→「一般」をクリック。
「サイトのタイトル」にブログ名を入力。
「キャッチフレーズ」にあなたのブログの特徴を入力。
画面下の「変更を保存」をクリックして完了。

キャッチフレーズは空欄でもOK。
ニックネーム設定
記事を投稿するとアカウント名が表示されます。セキュリティの面からニックネームを設定します。

WordPress管理画面左側の「メニュー」。
「ユーザー」→「プロフィール」をクリック。
ニックネームを入力して「ブログ上の表示名」をニックネームに設定する。
画面下「プロフィールを更新」をクリック。
メタ情報削除
WordPress初期状態で表示されるメタ情報は、セキュリティの観点からも表示を削除します。

WordPress管理画面左側の「メニュー」
「外観」→「ウィジェット」をクリック。
「サイドバー」内の「メタ情報」を確認。
枠外へとドラッグ&ドロップ。
サンプルページ削除
サンプル記事は特に必要がないため削除します。

WordPress管理画面左側の「メニュー」
「投稿」→「投稿一覧」をクリック。
「Hello world!」にカーソルをあてる。
「ゴミ箱」をクリックして削除。
【まとめ】WordPress初期設定4つ

さいごにおさらいです。

記事を書く前にこんなに設定があるとは…。

大変お疲れさまでした!
最初は「こんなに色々設定があるの・・・?」と面倒に感じると思います。
ですが、これさえ押さえておけばのちのち後悔しません。
初期設定を完了して家(WordPress)を整えました。気持ちよくお客様(ユーザー)をお迎えできますね!
次はいよいよ記事を書く番です。
以上が「【WordPress初心者向け】記事を書く前にやるべき初期設定4つ」でした。
さいごまで読んでいただきありがとうございました。
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