私はConoHa WINGユーザーなのですが、先日ConoHaから「SSLサーバ証明書の自動更新に失敗しました」いう内容のメールが届きました。
ConoHa WINGユーザのみなさん、同じようなメールが届いている方はいませんか?
どう対処したらいいか困っていませんか?
私も最初メールを読んだときは顔面蒼白になりました・・・。
ですが、1から手順を踏んで作業すれば私のようなWordPress初心者でも無事解決できました。
そこで今回は、「 SSLサーバ証明書の有効期限を延長させる方法 」を超初心者向けに分かりやすく説明します。
この記事ではConoHa WING ユーザーへ向けて「無料独自SSLの設定を一度OFFにしてSSLの有効期限を延長させる方法」を画像付きでまとめています。

えっ?ブログ初心者?解説できる??

初心者だからこそ分かる「初心者のつまずき」に寄り添って、1つずつ丁寧に分かりやすく手順を説明していくよ!
では、さっそくどうぞ。
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ConoHaから届いた「SSLサーバ証明書更新のご案内」メール
国内No.1の高速なサーバー環境を誇るConoHaから「SSLサーバ証明書更新のご案内」のメールが届きました。
メールには
下記SSLサーバ証明書の自動更新に失敗しました。有効期限日まで残り【20日】となります。
と記載されています。

自動更新失敗?サイトの表示ができなくなるの??
メールを読み進めると、「サポートページを見てドメインがネームサーバーに設定されているか確認する」よう指示がありました。
サポートページには以下のことが書いてありました。
- 無料独自SSLは有効期限の90日間満了前に自動で更新すること
- ドメイン設定の変更等によって更新処理が失敗する場合があること
- 自動更新が失敗した場合、設定状況を確認すること
設定状況を確認してみますが、正直よく分かりません。
問題はないようですが素人すぎて自信がありません・・・。
さらに読み進めると「無料独自SSLの設定をOFFにする」ように指示があります。
- 設定に問題がない場合
- 有効期限が切れてしまった場合
無料独自SSLの設定をOFFにしてもう一度ONにしてください。

期限が切れるまで待つの?切れる前に試した方がいいの?
ちゃんと復活するの?
このメールだと、果たして自分は問題ないのか、それとも何かいじってしまって不具合が発生しているのかはっきりせず不安なままでした。
無料独自SSLの設定を一度OFFにする方法で解決
何かヒントはないかと「ConoHaコントロールパネル」にログインすると「無料独自SSLの自動更新に関する案内」のお知らせが届いていました。
【お知らせの内容】
- 無料独自SSLの自動更新において更新が正常に完了するドメインの状態であっても失敗する可能性があるということ。
- 無料独自SSLの更新の失敗に関する連絡があった場合は以下の操作を試すこと。
それが無料独自SSLの設定を一度OFFにする方法です!

そっか、正常でも更新失敗することがあるのね。設定を一度OFFにすればいいのね。
メールで届いた通知と内容は同じ意味なんでしょうが、こちらのお知らせの方がすんなり納得できました。
ということで、さっそく無料独自SSLの設定を一度OFFにしていきましょう。
無料独自SSLの設定
では、案内に書いてあった通りの手順で無料独自SSLの設定を切り替えます。
バックアップを取る
まずはWordPressデータのバックアップを取りましょう。
何かあってからでは遅いので、万が一を考えます。
私は「UpdraftPlus」を使っています。
初心者でもバックアップ方法が分かりやすいのでオススメです。
UpdraftPlus とは?
- WordPressのデータをバックアップしたり復元できるプラグイン。
- WordPressファイルやデータベースを定期的に自動でバックアップ。
- バックアップから復元までWordPressの管理画面でクリックするだけなので
初心者にもオススメ。
無料独自SSLの設定をOFFにする
いよいよ無料独自SSL設定をONからOFF切り替える作業に入ります。
おおまかな手順は以下の通りです。
- ConoHaのコントロールパネルへログイン
- メニューの「サイト管理」をクリック
- 「サイトセキュリティ」をクリック
- 「無料独自SSL」をクリック
- 「利用設定」OFFをクリック
- 「利用設定」ONをクリック
注意:この作業は1時間程度かかります。また、作業中はサイトにアクセスできませんので、影響のない時間帯を選んで作業してください。
では、画像付きで詳しく説明します。
1) ConoHaコントロールパネルへログインします。

2)
①画面上部「WING」をクリック。

②画面左側メニューの「サイト管理」をクリック。

③「サイトセキュリティ」をクリック。

④画面上部「SSL」→「無料独自SSL」をクリックします。

3) 「利用設定」でONになっているボタンをOFFにします。

現時点では利用設定「ON」・利用中と表示されているよ。

利用設定「OFF」をクリックすると「無料SSLをOFFにしますか?」とメッセージが出ますので「はい」をクリックします。

すると「受け付けました」のメッセージが出ます。
利用設定は「設定中」と表示されます。

3分くらいで「独自SSLの設定が無効化された」という通知が表示されます。


これで一旦無料独自SSLはOFFになったよ!
無料独自SSLの設定を再びONにする
今度は、一旦「OFF」にした無料独自SSLの「利用設定」をもう一度「ON」にします。

利用設定の「ON」をクリックすると「受け付けました」のメッセージと「設定中」画面に切り替わります。
(しばらく待ちましたが、子供のお迎え時間が来てしまい一旦このまま離れます。)
1時間経過して確認してみると、まだ「設定中」です。
さらに30分経過した時点でリロード(再読み込み)してみると、表示が利用中に変わりました。


「設定中」から「利用中」表示が変わったー!
SSLの有効期限を確認する
SSLの有効期限が延長されているか確認すると、90日間延長されていましたので無事設定完了です!


えっ? SSLの有効期限ってどこで確認するの?
SSLの有効期限確認方法
1)Google Chromeから自身のWebサイトにアクセスします。
2)URLの左にある鍵マークをクリックします。

3)「証明書(有効)」をクリックします。

4)「有効期間」の表示を確認します。

有効期限が延長されていれば以上で設定完了です!
無料独自SSLの設定を一度OFFにしてSSLサーバ証明書の更新が完了するまでかかった時間は、およそ1時間半でした。
SSLの有効期限を延長させる方法のおさらい
無料独自SSLの設定を一度OFFにしてSSLの有効期限を延長させる方法をご紹介しました。
ConoHa WINGを利用していて
「自動更新に失敗した」とメールが来た場合は、
無料独自SSLの設定を一度OFFにしてSSLサーバ証明書の更新をしましょう。
さいごにもう一度注意点です。
無料独自SSLの設定がOFFになっている間はWebサイトが表示できません。

SSL設定中は上記のような表示が出てサイトにアクセスできないようになります。
ですので、影響が少ない時間帯に試すことをオススメします。

私は子供が幼稚園に行っている間を狙って日中行ないましたが、夜間や早朝のアクセスが少ない時間帯がベストですね。
また、お迎えの時間が来てしまい「設定中」のまま一度パソコンから離れてしまいました。
リロードして1時間半で設定完了することができましたが、調べてみるとみなさんはおおよそ1時間前後で設定を済ましているようです。
無料独自SSLの更新に失敗していても、ConoHaからの連絡が送付されないケースがあります。
「SSLの有効期限」を確認して有効期限20日前を経過しても有効期限が更新されていない場合、
同じように「無料独自SSLの設定を一度OFFにしてSSLサーバ証明書の更新」をしましょう。
無料独自SSLの有効期間は90日です。心配な方は一度SSLの有効期限を確認するといいですね。

ConoHaでは、今回の事象について現在調査中で対策について検討しているそうです。早急に改善されることを祈ります。
ConoHaから「SSLサーバ証明書の自動更新に失敗しました」というメールが届いても焦らず案内通りに設定し直せば大丈夫。
「SSLサーバ証明書更新のご案内(〇〇日前」メールが届いて悩んでいる方は参考にしてください!
この記事が、同じように悩んでいる方の解決にお役に立てれば幸いです。
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